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糸始末について

横編物は糸を左右に運んでループを形成し、編地となります。基本的には決まった幅を往復します。その際に違う糸に切り替えると(例えば白から黒)白地に黒のラインが入ります。

ポロ衿を例にしますと、必ず生地の片隅に糸の入口があります。入口があれば出口もあるのですが洋服になる際に縫い込まれますから見ることはありません。その糸の入口には端糸がでます。その処理の事を糸始末と言います。

弊社では、その1枚1枚を丁寧に処理しています。編み針を用いて生地の中に引き込むのですが、強く引き込めば生地が凹みますし、弱いと洗濯した際に飛び出たりもします。

ここにも熟練の技が光ります。大きな声では言えませんが有名なブランドの製品でも糸始末がされていないものもよく見かけます。購入の際に注目してみて下さい。

この記事のライター

高校野球をこよなく愛する、株式会社リベックス代表取締役 山本有二(正真正銘の高校野球マニア)。

野球やサッカー、ゴルフなどのユニフォームも数多く手掛けております。お気軽にご相談ください!

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