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ニットパーツ、リブ、横附属…正しい呼び方は?
私たちは自らを「ニットパーツ製造業」と標榜することが多いのですが、それだけで何を作っているのか分かる人は多くありません。せいぜい業界に携わっている方くらいでしょうか?
別記事にも書きましたが「編物=ニット」ですが「近年編む」という動詞であるニットは、専ら女性向けのセーターなどの製品を指す場合が多いようです。弊社の製品も、ニットパーツ以外にもリブ、リブニット、横附属などなど、色々な呼び方をされますが、どれが正解なのでしょうか?
結論から申しますと、私たちがお作りする生地は洋服の脇役だと思っていますので、それほど呼び方に拘りはありませんし、どれも間違っていないと思います◎
写真で見る横編みの違い
これは一般的なポロ衿用生地で、14ゲージの総針※での編立です。メインのグレーに衿先に紺、白のラインを配色したデザインです。この色の切り替えに糸始末が発生します。(詳しくはこちら)
※総針とは:読んだ字の通り、所定の編み幅のすべての針を用いた編地のことです。細かく見ますとニット特有の畝が見えます。
一方、こちらは同じ横編物ですが、見た目は全く違いますよね?
もちろん使用した糸種も違いますし、使用編機のゲージは12ゲージなので、上のポロ衿よりも若干粗いのですが、針抜き(=総針ではない)編み方をしています。2×1リブと呼ばれる編み方で針を抜くことで畝を強調していて、所謂「リブ編み」と呼ばれます。他にも1×1や3×3など様々な針立てが可能です。
夏物、冬物など製品の種類やポロ衿なのか裾用リブなのか、など用途に応じた編み方に対応いたします。その際はニットパーツでもリブでもお好きな呼び方でご相談下さい!
この記事のライター
高校野球をこよなく愛する、株式会社リベックス代表取締役 山本有二(正真正銘の高校野球マニア)。
野球やサッカー、ゴルフなどのユニフォームも数多く手掛けております。お気軽にご相談ください!